2020-08-04
2020年7月31日、第5回ポストM&A研究会を開催しました。
テーマは「新型コロナと投資家目線のガバナンス」です。
今回もZoomを利用した、WEB研究会でした。
総勢11名程度が集まり、3チームに分かれて議論を行いました。
参加者の所属団体(あいうえお順)
オカムラ
キヤノン
積水化学工業
ダイセル
東京ガス
日本M&Aセンター
ポッカサッポロフード&ビバレッジ
三井化学
持田製薬
ヤフー
参加者の感想(一部抜粋)
コロナの様な非常時には、如実に、投資家からの、対象産業ごとの期待値に差が出てくる。この期待値をどれだけ的確に把握して、市場と適切なコミュニケーションをとるかが大事
株価の推移について注意すべき点について、TOPIX推移、社会情勢、業界の動向、有事への対応など見通しの開示などの観点が整理され、有意義でした。
決算報告のみならず、プレスリリースも、投資家含めステークホルダーとのコミュニケーションの場であるという気づきをいただきました。今回初参加でしたが、色々なご意見を伺う事が出来、とても刺激になりました。
本日の議論からの気付きについて、コロナ禍はリーマンショックの時よりも影響が長引く恐れがあるため、業界ごとの影響の大きさについて投資家心理にどこまで織り込まれているかを踏まえた上で公開範囲を見定めることは非常に重要であると感じました。昨日初めて参加させていただきました。ハイレベルな議論に学ぶことが多くありました。
直近の業績だけではなく、どのように発信しているか、どのような将来ビジョンを描いているのか、など
投資家目線での見方を勉強することができました。今回初めての参加になりますが、このような場で自分とは違う世界の方々と議論が出来たことに感謝いたしております。
一番の気づきは、コロナ禍が業績に与える影響度合いによって、投資家が求める情報、発行会社として開示すべき情報が全く違っていて、その開示スタンスや開示内容によって、明確に株価の水準に影響を与えているということを認識することが出来たことです。
第6回ポストM&A研究会は9月です。
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