第36回ポストM&A研究会のご案内(Zoom開催)

2025-09-01

9/26(金)朝8:30~10:00@ZOOM

M&Aにおける統合アプローチと文化摩擦:Haspeslagh & Jemison (1991) を手がかりに

M&Aの成否を左右するのは、買収後の統合(PMI)における“文化摩擦”への向き合い方です。

古典的研究である Haspeslagh & Jemison (1991) は、統合アプローチを次の3類型として整理しています。
・Absorption(吸収型):買収側の仕組み・文化に全面統合する
・Preservation(保持型):被買収側の独自性を維持する
・Symbiosis(共生型):両社の強みを生かしつつ段階的に統合する

今回のセッションでは、冒頭でこの研究内容を簡単に解説したうえで、参加者の皆さまの実務経験に照らして議論を深めます。国内外を問わず、M&Aの統合現場では文化や組織風土の違いが摩擦を生みますが、それをどう扱うかで成果は大きく変わります。

議論したい論点
・自社(またはご経験の案件)は、3類型のどれに最も近かったか?
・その統合アプローチの選択に文化摩擦はどう影響したか?
・もし異なるアプローチをとっていたら、統合の成果はどう変わったと考えるか?

(当日の議論の流れによっては、内容が一部変更となる場合があります)

※PMALは、特にM&Aに関して、「迷いがちな問い」を共有し、参加者同士で議論を重ねることで、思考を深めることを目的とした、奇数月開催の対話型研究会です。
(PMALはもともと“Post M&A Laboratory”の略称ですが、現在はポストM&Aに限らず、M&A全般・意思決定・戦略構造を含むテーマへと対象を広げています。)

ぜひ奮ってご参加ください。

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