第20回ポストM&A研究会の活動レポート

2023-02-01

2023年1月20日、第20回ポストM&A研究会を開催しました。
テーマは、「良い株主」です。

今回も、ZOOMで実施しました。

 

参加者の所属団体(あいうえお順)

伊藤忠商事
シーアールイー
デクセリアルズ
日本政策投資銀行
ハピネット
ポッカサッポロフード&ビバレッジ
モスフードサービス
リケン
セブン&アイの事例から、「良い株主」について議論をしました。

 

今回は、顧問の山田教授にもご参加いただきました。

 

  1. 自社だけでみるコアコンピタンスは、本当のコアコンピタンスになっていないことがある。
    それは、”中から見ている話”と、”外から見た話”は違うということ。
    それがアクティビストが出てくる背景だと思われる。
  2. 会社のゴールがアクティビストに全て共有されているわけではないので、
    アクティビストに言われた通りに改善することは可能かもしれないが、
    それによって、当初掲げていたゴールのシステムが崩れてしまう可能性があるのではないか。
  3. また、社外取締役とアクティビストの役割についても、違いを整理した方がいいだろう。

総括として、上記のようなコメントをいただきました。

 

参加者の感想(一部抜粋)

貴重なディスカッションに機会をありがとうございました。
同じ事業会社の皆さまやコンサルタントの視点からのディスカッションは、
信託銀行等とは違う刺激や気付きがありました。

本日は貴重な意見交換の場を作っていただきありがとうございました。
日頃頭の中では何となく考えていることを、強制的に言葉にまとめることで、考え、視点が明確になりました。

本日の議論を通して、アクティビストにも色々なポジションを取るパターンがあることを知りました。それが実態なのであれば、銀行から指導を受けて行っているアクティビスト対策が、若干、対ヒールに偏っているのではないかとも感じました。

第21回ポストM&A研究会は3月です。
参加をご希望の方は、会員登録をこちらからお願いいたします。

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