2021-06-02
2021年5月28日、第10回ポストM&A研究会を開催しました。
テーマは「M&A検討プロセスの構築2」です。
今回も、ZOOMで実施しました。
参加者の所属団体(あいうえお順)
アートネイチャー
味の素
オカムラ
小田急電鉄
積水化学工業
太陽グラントソントン・アドバイザーズ
デクセリアルズ
ナブテスコ
パナソニック
ハピネット
PENTAX Medical
三井化学
今回も、顧問の山田教授にもご参加いただきました。
- 「M&A戦略策定において、どのようにして事業部を巻き込んでいくか?」が議論になっていたかと思うが、重要なのは「どの段階で事業部を巻き込んで議論していくのか?」が重要になる。
- M&Aの交渉の仕方は、買収先企業のM&Aに対する習熟度で変わってくるため、プレDDの中で、買収先企業のM&A習熟度を見極めることが必要なのではないか。
- いま「仕掛け型」と「持ち込まれ型」を二項対立にして比較することは、両者の特徴を浮き彫りにする上で、良いアプローチだと思うが、次の段階として、両者の要素をどのようにして一体化し融合させていくのか?を検討することが必要なのではないか。
総括として、上記のような検討論点を挙げていただきました。
今回は、M&A戦略フェーズのみを扱いましたが、今後はディール、PMIフェーズについても研究会で取り上げていきたいと思います。
参加者の感想(一部抜粋)
今回から、事業会社側での参加となり、また違った視点で参加することができ面白かったです。
事業会社側にいくと、やはり社内の色々な調整や部署間の壁に阻まれ、思うように進まないことが多々ありますが、こうやって、たまにMAVISの筋の通った考え方に触れる機会があると、考えをリフレッシュできるますし、他社の方々の考えや課題をお聞きしているといろいろと共感できる部分も増え、また違ったアイディアが浮かんだりと、刺激をいただけました。
第11回ポストM&A研究会は7月です。
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