2020-09-01
9/25(金)開始9:00、終了10:45AM@Zoom
テーマ:
アフターコロナにおける堅牢な事業ポートフォリオとは?
~日立製作所の事業再編を題材に~
今回のコロナ禍のように経営環境が急激に変化する中で、
企業が持続的な成長を実現していくためには、
競争優位性を築くための成長・新規分野への投資を行う必要があり、
リスクに耐えうる収益力を確保するための事業ポートフォリオの検討が必要です。
今回題材として取り上げる日立製作所は、
09年3月期に国内製造業で過去最高となる7,873億円の最終赤字を計上し、
そこから「総花的経営」と決別し、好不況に左右されにくい事業への集中を宣言。
聖域を設けず、大胆にポートフォリオを見直し、
筋肉質な高収益企業の変身したことで「勝ち組」とも評されていました。
一方で、自動車部品を担うライフセグメントに関しては、
今期のホンダ系部品3社の統合により、
同売上の割合は約1割から2割に上昇することになります。
コロナ禍で影響の大きい自動車分野での割合が高まることは、
今後のリスク因子とも言えるでしょう。
そのような中、「多角化」による事業ポートフォリオ分散の意義を見直す動きもあるようです。
昨今弊社にも新規事業領域参入におけるM&A活用のご相談が増加しておりますが、
アフターコロナにおいても堅牢な事業ポートフォリオをどのように考えていくべきか、
皆さんと議論していきたいと思います。
詳細は会員の方にお知らせします。