第13回ポストM&A研究会の活動レポート

2021-12-01

2021年11月26日、第13回ポストM&A研究会を開催しました。

年内最後の回なので、過去6回の研究会内容の振り返りをしつつ、
関連議題に関して、ディスカッションを行いました。

<持ち込まれ型と仕掛け型の使い分け>

●自社で使い分けができるようになるために課題だと思うことは何でしょうか?

<M&A検討プロセス>

●長期ビジョンにおいて”最大公約数になりやすく、独自性が出しにくい”という点を
どうすれば打破できると思いますか?

<ESGとM&A>

●企業買収の検討時に、ESG的な観点でネガティブスクリーニングや
ポジティブスクリーニングを行っていますか?
行っている場合、どういった評価軸・基準を設定していますか?

 

参加者の所属団体(あいうえお順)

小田急電鉄株式会社
オムロン株式会社
株式会社アートネイチャー
積水化学工業株式会社
センコーグループホールディングス株式会社
太陽グラントソントン·アドバイザーズ株式会社
東京ガス株式会社
HOYA株式会社
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
三井化学株式会社
立命館アジア太平洋大学

  

今回は、顧問の山田教授にもご参加いただきました。

 

リスクマネジメントの観点に経つと、平時の時に、有事の備えをすることが必要と
言われるが、M&Aにおいても同様ではないか。平時と有事を切り分けられるかが大事。

アドバイザリーとの相性に関して、顧問のような形で同じアドバイザーと付き合うのが、
最適解を生むのか否かは考えるべき。専門ごとにポートフォリオを組んだ体制を
作ることの方が良いのかもしれない。

今はまだ、SDGsやESGという言葉が話題になるが、そういった言葉が、
中計や戦略からなくなり、自然とそれが馴染んで無意識にできるときが
本物になったときだろう。

総括として、上記のようなコメントをいただきました。

 

今年の当社団の活動は、これで最後となります。
今年は、連関したテーマで研究会を開催して参りました。
2022年からは、会員の方に登壇していただき、M&Aに係る取組みや工夫について
お話いただく機会も設ける予定です。

第14回ポストM&A研究会は1月です。
参加をご希望の方は、会員登録をこちらからお願いいたします。

今年もありがとうございました。

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