2024-06-01
2024年5月24日、第28回ポストM&A研究会を開催しました。
テーマは、「スタートアップ買収の留意点」です。
今回も、ZOOMで実施しました。
参加者の所属団体(あいうえお順)
味の素
アートネイチャー
伊藤忠商事
MCPパートナーズ
CRE/はぴロジ
センコーグループホールディングス
Dialogic Consulting
デクセリアルズ
三井金属鉱業
モスフードサービス
リアルテックホールディングス
参加者からは以下のような意見をいただき、
それらを基にBDD・バリュエーションの工夫について議論を行いました。
・スタートアップから出てくる資料が少ない、社内にも情報がない。事業計画の蓋然性が確認できない。専門家もいないので、出てくる情報ベースで精査するしかない。
・事業計画が当たらない。話半分で聞いても危ないと感じている。かといって安い価格で値付けしても先方の株主が納得しない。費用としてかけ捨てるくらいのスタンスがよい。
・基本M&Aの知見自体が社内に少ないので、バリュエーションの妥当性を社内で判断しきれない。消極的になりすぎてしまいよいタマも見逃してしまうかも。
・近い将来の減損懸念によって投資に及び腰になってしまう。投資ではなく費用であると割り切って、年間の使う額を決めて、割り切って投資をするというスタンスもありか。
・スタートアップの場合、経営者の属人性によってもリスク選好が変わる。属人性をどう読むかも難しい。
・海外スタートアップの場合、より経営者がキラキラ見えてしまうので見極めが難しい。
第28回ポストM&A研究会は7月です。
参加をご希望の方は、会員登録をこちらからお願いいたします。